軟式か硬式か迷っているあなたに、ムサタマ広報担当者の個人的な見解です。長文になりますが、ぜひ、参考にしてください。
担当者の息子が通っている中学校には野球部はありません。また、かつて息子が所属していた学童野球チームは、五年生にあがる前に人数不足のため、解散になりました。
また、担当者は職業柄、中学校の部活動には詳しいです。
学童、硬式クラブチーム、中学校部活と一通り見てきた者の一見解です。
結論から申し上げますと、ボールが違うだけで、硬式も軟式も同じ野球です。活動拠点が学校なのか、外部なのかというだけです。

●中学校部活の利点
・平日も練習ができる
・部費がかかっても数千円程度。
・学校の友達とできる
・近年、話題になっているお茶当番はない
・活動場所は基本学校なので、送迎など保護者の負担はほとんどない

●中学校部活の欠点
・顧問が必ずしも経験者とは限らない
・活動時間が短く、学校行事に左右される
・平日の練習に顧問が毎回顔を出せるかといったら…。
・少子化の波を受け、部員が少ない学校が多い。

●硬式の利点
・指導者は硬式経験者、甲子園出場者も普通にいたりする
・野球に特化した指導が受けられ、技術の向上がはかられる。
・色んなレベルのチームと対戦でき、高校で野球をする場合の幅が広がる

●硬式の欠点
・部費がどうしても高くなる
・遠征が多いので、保護者の負担は部活動に比べると重くなりがち
・ボールに当たると痛い

部員が多く、指導者がしっかりしている中学校の部活動は近年少なくなっています。
部活動の地域移行が話題になっていますが、金と人材が不足している現状の今、上手くいくかといったら甚だ疑問です。
以上の理由から、野球を堪能したい中学校三年間を送りたいのなら、多少お金はかかりますが、硬式のクラブチームをお勧めします。
学校の勉強では足りないから塾に行く、と同じです。学校の部活動では物足りないからクラブチームに行くと何ら変わりはありません。

当チームはコーチ陣も若く熱意をもって指導しています。当然、練習は厳しいですが、科学的根拠をもって行っていますし、理不尽な暴言や体罰まがいの指導はありません。
また、保護者の負担を減らすべく、皆で協力しあっています。基本、当番はなくしました。当然、仕事優先です。兄弟姉妹が犠牲になることもありません。
母子家庭や父子家庭、土日が仕事、または夜勤明けでも、協力しあってやっています。
そして、「うちの子は体が小さいから硬式は…」という声もあります。野球は体の大きさでやるスポーツではありません。小さくても、パワーがなくても、足が遅くても関係ありません。大切なのは、やる気と頭。当チームはいわゆる野球バカをつくらないために、学業も疎かにしない指導もしております。

もし、硬式か軟式か迷っているのなら、そして、高校でも野球を続けようと言う気持ちがあるのなら、当チームに限らず硬式をお勧めしますし、当チームを選んでいただけたら幸いです。